甘々とロマンス中毒

𓈒 𓏸𓈒𓂂𓂃♡

「お疲れ様〜〜!無事に終わって良かったね」
「みんなで写真撮ろーよ」

終演後、みんなで記念撮影をした。
お互いを労ってるグループもいれば、ホッとしたのか力が抜け切ってくたくたになってる子もいて。

私は根掘り葉掘りあやちゃんのことを聞かれた。
答える途中から、ほっぺが熱くなり「約束してるので、行ってきます」と、逃げるように体育館から走ったんだ。

制服に着替えてあやちゃんと文化祭を回る。
パンケーキを食べたり、お化け屋敷に入ったり、お兄ちゃんのクラスに遊びに行ったりして、年に一回のお祭りを楽しむ。

「(ヤバい、超楽しい…っ)」

クレープを食べ歩きしてると、伊吹さんと信玄さんに出会って挨拶をした。「赤ずきん良かったよ」と二人に褒められ、私は気恥ずかしくなって、あやちゃんの後ろにちょこんと隠れたの。

文化祭の初日も終わりが近づく。

1年2組の教室に入った。
今は私たちだけ。あやちゃんを見上げる。


「クラスのみんなにね…」

「ん」

「彼氏いるって言ったの」

「そう」

「すごく驚かれたけど、自慢の彼氏ですって言ったよ」

あやちゃんが瞬きをした。

「やば、面と向かって言われると照れるわ」

「ほんとのことだもん」

「…でも」と、言いながら私の髪を撫でた。

「すげえ、嬉しいよ。ありがとう」

私の口元に幸せな笑みが作られる。

「一咲、写真撮ろう」
「ウン」

あやちゃんが腰に手を回し、ぎゅっと抱き寄せられた。