ふぅ、と幸せ増し増しな息を吐く。
耳朶で輝くピアスを目に、瞬きをする。
「あっ!もうひとつもっ」と、お伺いして。今度はシルバー色のフープピアスと交換した。
「失礼します」
「ン…」
触れない距離を保ちながら、慎重に、ゆっくり、ピアスを付けることに集中…!って心得ていたのに。
あやちゃんの甘い蜂蜜色の金髪が、てっぺんを中心に少しばかりプリン色になってることに気づいた。
「(エー……。金髪も素敵だけど、早く黒髪あやちゃんも見たい。恋しいなぁ)」
「どう?」
ゆらゆらり、ふわふわり。
案の定、見惚れて、意識が完全に恋心へ移っていたところ、あやちゃんの少し低めな声音が鼻先をツンと掠めた。引き戻されてはっとなる。
「ひゃあ…っ。ひゃくてん、まんてん。…120点です…!」
小ぶりな三日月のピアスも似合っていたけど、シンプルなフープピアスの方が、あやちゃんの魅力をより一層、際立たせてるって私は思ったの。
あやちゃんが私を横目で眺める。その視線の奥にある鏡を見やる。
「これにするわ」
わわっ。決まった!
「(意外と即決なんだ)」
「一咲のセンス、すげえいいな」
「ほんと!?嬉しい〜〜。えへ」
褒められてご満悦な私を前に、あやちゃんは唇の端を緩ませた。ふ、と優美な笑みだ。私は、ふにゃと蕩ける。
耳朶で輝くピアスを目に、瞬きをする。
「あっ!もうひとつもっ」と、お伺いして。今度はシルバー色のフープピアスと交換した。
「失礼します」
「ン…」
触れない距離を保ちながら、慎重に、ゆっくり、ピアスを付けることに集中…!って心得ていたのに。
あやちゃんの甘い蜂蜜色の金髪が、てっぺんを中心に少しばかりプリン色になってることに気づいた。
「(エー……。金髪も素敵だけど、早く黒髪あやちゃんも見たい。恋しいなぁ)」
「どう?」
ゆらゆらり、ふわふわり。
案の定、見惚れて、意識が完全に恋心へ移っていたところ、あやちゃんの少し低めな声音が鼻先をツンと掠めた。引き戻されてはっとなる。
「ひゃあ…っ。ひゃくてん、まんてん。…120点です…!」
小ぶりな三日月のピアスも似合っていたけど、シンプルなフープピアスの方が、あやちゃんの魅力をより一層、際立たせてるって私は思ったの。
あやちゃんが私を横目で眺める。その視線の奥にある鏡を見やる。
「これにするわ」
わわっ。決まった!
「(意外と即決なんだ)」
「一咲のセンス、すげえいいな」
「ほんと!?嬉しい〜〜。えへ」
褒められてご満悦な私を前に、あやちゃんは唇の端を緩ませた。ふ、と優美な笑みだ。私は、ふにゃと蕩ける。



