知らないことは知らないままで

「あれ?謙太だよな?」

「え?怜生?」

「久しぶりじゃん!ここで何してたの?」

「さっき羽衣と…あれ?羽衣?」


さっきまで隣に座っていた
羽衣がいなくなっていた


「羽衣?誰だ?」

怜生が発した言葉に気付かされた
怜生はまだ羽衣との記憶が
戻っていなかった