知らないことは知らないままで

謙太side
謙太の部屋・夜

羽衣はお礼を言った後俺の肩に顔を乗せて
寝てしまった


「ごめんな、羽衣…。
怖い思いをさせてしまって…。」


トントン


「母さんよー!
お茶持ってきたから入るよー!」


ガチャ


「あっ…羽衣ちゃん寝てしまったのね…。」

「うん、そう…。」

「そっか、お茶ここに置いておくね。
さっき羽衣ちゃんのお父さんから謝罪と
羽衣ちゃんを泊めてほしいというお願いを
してきてくれたの。今晩、羽衣ちゃんの
お母さんはホテルに泊まるらしいから
羽衣ちゃんのお父さんもホテルに
泊まるって。」


「そっか。」