知らないことは知らないままで

「羽、衣?身体が…。」

「謙ちゃん…
私にはもう時間ないみたい…。」



俺はまた羽衣を抱きしめた



「お願い!行かないでくれ!」

「謙ちゃん…ごめんなさい。
私は謙ちゃんといれてすっごく幸せだった。」



そう言って羽衣は抱きしめ返してくれた



「羽衣、俺もすごく幸せだったよ。」

「でもね謙ちゃん…
私、お空にもう帰らなきゃ…。
結衣が寂しくて泣いてるかも…。」

「羽衣…。最後に俺の願い事を聞いてほしい。」

「うん、私、叶えれることがあれば
謙ちゃんの最後の望み聞くよ。」