知らないことは知らないままで

「えっーと?結衣の…
墓参りに行った…の?」


「うん、そう!」


謙ちゃんは私が靴を脱いで家に入っても
ずっと玄関前で突っ立ていた


「謙ちゃん、どうしたの?」

「あー!悪い…!
びっくりしちゃって…。」

「そうだよね…!
びっ、びっくりさせてごめんね…?」

「いや、こちらこそごめん!
でも…羽衣、えらいな〜。」