知らないことは知らないままで

羽衣side


ショッピングモールの帰り道・夕方



私たちは最寄駅から家まで
ヒグラシが鳴いている道を
夕陽に照らされながら
2人で並んで歩いて帰っていた



「楽しかった〜!」

「よかった!また行こうな!」

「うん!行こうね!」



歩いていると私はある異変に気づいた


謙ちゃんの影はあるのに
今まであった


私の影が無くなっていた…