再逢  完

絶対また冷たい声色で話されると思っていただけに、優しいトーンの声に震えながらもゆっくりと顔を上げて目の前の支配人を見上げる

『体調が悪いなら、暫くは事務室で
 予約管理と経理などを主に働けば
 いい。‥‥心配した‥‥。目の前で
 真っ青になって倒れた君を見て
 ここ数日気が気じゃなかった‥‥。』

「ッ!!」

これは‥‥上司として言ってくれてるだけだよね‥‥。だって‥私と距離置きたいって言った‥‥だけど‥‥

「本当にもう平気です。自己管理を
 怠ってすみません。暫く事務仕事
 で構いませんのでご迷惑をおかけ
 しますがよろしくお願いします‥」

日髙さんが何かしらの理由があって
伝えてくれた思いに応えたい

愛しいという気持ちを急になかった
ことになど出来ないし、暫くという
期間がいつ終わるのかも分からない
以上、待つだけの弱い自分を見せたく
ないと思った

花苑様と2人でいる所を見ればそれなりに嫉妬だってするのは当然だ‥‥
だって私も日髙さんが好きだから‥‥

勝手に思うくらい‥いいですよね‥‥