再逢  完

日髙さんが目の前に来るまで全く気付かなかった‥‥それに、今になっても両手が震えてしまい、気付いた支配人が私の両手を優しく包み込んでくれた

『‥‥一緒にお風呂に入ろう。』

優しく微笑む日髙さんに立たされると、
手を引かれて浴室に連れていかれた

恥ずかしいけど、やっぱり今は1人に
なりたくなかった‥‥

詳しい事情聴取は私の精神が弱ってしまい明日以降執り行うように日髙さんが
配慮して下さったのにも感謝の気持ちでいっぱいだ

私を攫った大柄の男性も捕まったみたい
だけどて‥花苑様はどうなるんだろう?

人の心配などしてられないほど自分の方が何倍も傷ついているはずなのに、
日髙さんは花苑様のことをどう思っているのかな‥‥



『脱がせてもいいか?それとも自分で
 脱ぐ?』

ドキッ

「自分で脱げますッ‥‥」

背を向けて服を脱ぎながらも、背後から感じる視線に変な汗が出そうだ‥‥

「やっぱり1人で」

『痣になってるな‥』

「ッ!!」