再逢  完

斎藤さんが、まるで野菜でも束ねるかのように手際よく3人の男性の手足を拘束しているのにも驚いたけれど、気になっていた事を日髙さんに訪ねたのに返答がなかった為、腕の中から抜け出して見上げる


「‥‥‥日髙さん?」

『‥‥‥‥両親に目を付けられている
 以上、1人で外出する際は危険が
 もしかしたらあるかもしれないと
 思ってね。君のシャツの襟の内側に
 小さな発信機を付けてある。瑆に
 調べてもらったら君が指定された
 場所じゃない所にいたからすぐに
 ここに来れた。
 ‥黙っててすまなかった‥。』

発信機‥‥!?

日髙さんが私の着ていたシャツの襟を立てると、首の後ろに手を触れさせると
丸くて小さなものを私に見せてくれた


『伝えたなかったのは君を怖がらせ
 たくなかったからなのに、結果的に
 怖い思いをさせてしまった‥‥』

「正直本当に怖かったです‥‥。
 思い出すだけでも震えるほど‥‥。
 でも‥‥こうして守ってくれました。
 ‥‥ありがとうございます。」

『香那‥‥』

本当の目的は分からないけれど、日髙さんに花苑様がここにいた事を伝えると、
眉間に皺を寄せた後小さく溜め息を
吐いていた