再逢  完

こんな時でさえ、視界に映る愛しい人の完璧な姿に他は全て霞んでしまう

それほど日髙 暁人という人はやっぱり
他とは比べられないほど素敵な容姿の持ち主なんだと感じた


『斎藤さんは危険なので重機に乗って
 いてください。ご協力いただき
 助かりました。』

『いえいえ、いつもお世話になってる
 日髙さんや鳥山さんのお役に立てて
 何よりです。いざとなったらこの
 ホイールローダで纏めて追い払い
 ますから。』

『オイッ!!ふざけたことぬかしてん
 なよな!!聞いてんのか!?お前ら
 何しにここに来た!!』

男性のうちの一人が大声を荒げても、
日髙さんは顔色一つ変えず真っ直ぐこちらを見据えながらも、私と視線がぶつかると眉間に皺を寄せた

『おい‥‥‥彼女を殴ったのか?』

『はぁ!?殴ったのがなんだってん
 だよ。これからもっと面白い事を
 する予定だったんだぜ?この女‥
 顔は普通だが体はいい体を‥ッ!』

一瞬の事でよく分からなかったけれど、
大柄の男性が後ろによろけて倒れ込み、
それが日髙さんが殴ったからだとすぐに分かった