ここは‥‥‥何処‥?
意識を失っていた事に気付き目を覚ますと、すぐにひんやりとした地面の冷たさに視界が霞かがったまま辺りを見渡す
夢じゃ‥なかったんだ‥‥‥
ホテルに帰る途中にあった出来事が夢だったらと思いたくなるほどの恐怖に改めて背筋が凍ると全身が小刻みに震える
薄暗い場所の広い面積のあちらこちらに置かれた資材や重機、見上げた上の方に見える窓に倉庫のように思えた
両手は後ろで縛られ、両足も足首を硬い結束バンドで固定され横向きに寝かされ
立ち上がる事すら出来ない‥‥
‥‥‥私‥‥どうなってしまうの?
もしかしてこのままここで‥‥
生きていて初めて感じた死という恐怖にまた目頭が熱くなる‥‥
やり残した事がまだまだ沢山あるし、
それに日髙さんとも‥‥まだ‥‥
カタン
『目が覚めた?』
ビクッ!!
自分が見える範囲に人の気配がなかったからか、背後から聞こえた声に寝そべりながら顔を向けるとその人物に驚いて目を見開き固まる



