「ッ‥‥‥あ‥‥ッ!‥ひだかさ‥‥
 ‥‥待って‥‥ンンッ‥」

弱い部分を丁寧に舌先が攻めあげれば、
体を捩り抵抗するも逃げられず、呼吸が一気に乱れる

体の奥が疼き、繋がった後も、与えられる快感に、自分が自分じゃなくなるように激しく乱れ声をあげてしまう

余裕なんてないのに、虚な視線の先にはやっぱり恵まれた容姿の彼が写り、普段は見せない色っぽい表情で気持ちよさそうに吐息を漏らす。

その顔に、鈴子の感情が何度か表に出てしまい、圭吾さんとだった一度だけ交わったあの日の気持ちが蘇る

生まれ変わった私達がまたこうして長い時を超えて抱き合う事が出来るなんて、
やっぱり運命だったのかもしれないと
ロマンチストな事さえ考えてしまう

『な‥‥か‥‥香那!』

「ッ!!‥‥ハァ‥‥ハァ‥」

意識が飛びかけていた私の頬を軽く叩く日髙さんが心配そうに見下ろす表情に、
息が整わぬまま両手を伸ばして抱き付く

『ツラい?』

「‥‥‥ツラくない‥ッ‥‥ただ‥
 あなたとこうなれて嬉しくて‥‥」