手を繋がれると、支配人はエレベーター
に乗りカードキーでタッチしてから25階を押した。

『今日はもう遅いから、ここに泊まって
 いくといい。』

「えっ?‥‥私‥タクシーで帰ります!
 今日はその‥勤務中にも関わらず
 プロとしていけない姿を見せたことを
 謝りたくて‥‥。そしたら瑆さんが
 支配人に会わせてあげるとここに
 来たんです。」

部屋に入れてもらうと、支配人と一緒に
ソファに座り、まず1番に謝りたかった

冷たい視線に正直泣きそうだった‥‥

だから、言い訳になるかもしれない
けれど今日中に謝りたかったのだ

『フッ‥‥‥瑆には花苑様がいる間は
 君の事を頼んである。俺は彼女が
 帰るまでは君を守るためにも関わる
 訳にはいかない‥‥。今日ここに
 来たのはここ数日君に触れられない
 ストレスとでも言うべきかな。』

支配人‥‥

久しぶりに温かい腕の中に包まれ、
思わず私も甘えるように寄り添う