初めてでもないのに、支配人にキスを
されると、気持ちよくて芯から蕩けてしまう。

ただでさえカッコいいのに、お風呂上がりなのか髪は無造作におりてるし、色気すら感じられる

『‥何故か君に少し甘えたくなった。』

えっ?

何処か懐かしい台詞にも感じられたその
一言が気になり顔を見上げると、笑ってくれたものの、その表情は何処か疲れているようにも見えた。

もしかして‥花苑様と何かあった?

完璧に見えてしまう人だからこそ、
初めて見る表情が心配になってしまう

「私に出来る事があれば教えて下さい。
 び‥微力ですけど少しは役に立つかも
 しれませんから‥。」

『フッ‥‥役に立つ‥か。
 では‥もう一度させてもらおうか。』

「えっ?‥ん!」

顎を捉えられると、開かされた唇に深い
キスが落とされ、壁際に追い詰められた私は、支配人にしがみついた。

1日の仕事が終わってホッとする時間に、初めて訪れた彼の部屋で甘い刺激を与えられ、息が出来たかと思えばまた
深いキスを何度も繰り返した。