「‥‥ん‥‥っ」

勤務を終えてから、ホテルの社員寮に戻り着替え終えた私は、緊張しながらも
支配人の部屋がある部屋をノックした。

社員寮に入ってるのは私くらいで、みんな持ち家や一人暮らしなどをしている
から、私の隣部屋は空いていて、支配人
は2階に住んでいる

恋人になってからなんだかんだで初めて訪ねるからか変に緊張する‥‥

支配人のお家に行った時とはまた違う
緊張感だ‥‥

1人でドアの前で勝手にドキドキして
いると、ドアが開いた途端、腕を勢いよく引き寄せられ、支配人にあっという間に唇を塞がれてしまった

「ハァ‥‥ん」

啄むキスを最後に唇が離れる頃には、
立っていた足の力が抜けて、腰を支えてもらわないと倒れそうになっていた

『‥‥‥やっと君に触れられるな。』

低い低音なボイスが耳に響くと、体が
ゾクゾクするほど痺れ、恥ずかしさから
支配人に自ら抱きつく

いきなりこんな深いキスをするなんて‥
心臓が飛び出てしまいそう‥‥