なんとなく今は支配人に会うのが気まずいと思えてしまった。

橘さん達が支配人の両隣に座ったので、私も1番遠く離れた場所に仕方なく一緒に座らざるを得なかった

ガーデンの部署の夏場が早朝4時からの仕事の為、お昼食べたらそのまま仕事は上がる形なのだ。だからここを乗り切れば‥‥

『鳥山さん聞いてますか?』

ビクッ

しまった‥ッ‥‥

つい考え事をしていたせいで、その声に気付いた時には全員が私の方を一斉に見ていた

「あ‥すみません‥聞いてません‥
 でした。」

『支配人、鳥山さんさっきも顔色が
 悪かったのでもしかしたら体調が』

「ち、違います!全然本当に元気で‥
 だから心配は何もいりません。」

慌てて橘さんと清掃チームの秋山さんを
制すると、出来る限りの笑顔を見せた

『‥‥‥帰る前に執務室へ
 寄ってもらえますか?』

えっ?

食べ終わったのかみんなに軽く挨拶を
済ませる支配人が、去り際に私に向けて
そう言うと、ニコッと笑って行ってしまった。