帰宅して、荷物を部屋の床に置いて、ベッドにダイブした。
クッションを抱き締めてバタバタとする。
私が?
茜部先輩と?
恋人ですと?
<ドッキリですか?>
そう送っていた。
<あ?なにが>
<茜部先輩と付き合えたことです>
<ナメてんの>
<なんかごめんなさい>
<あと今日から瑞稀先輩、な。なんなら瑞稀でいい>
<瑞稀先輩で!>
<笑>
からかってきただけのようだ。
どうして夏休み前に付き合おって言うかな。
会えないのに!
<明日、暇してる?>
<宿題くらいしかすることないです>
<うち来てやれば。あと敬語禁止>
瑞稀先輩はこんなガツガツしてたっけ?
そう思うくらい攻めてくる。
<じゃあ行く!>
<おいで>
おいで、は私には刺激が強かった。



