それ、たぶん海斗くんだ。
「ほら、今しゃがんで男の子に話しかけてる人」
ちひろちゃんが指を差す先にいるのは、やっぱり海斗くんだった。
彼は幼稚園児くらいの男の子に、警察官のミニ制服を着せてあげていた。小さな頭の上の制帽をまっすぐに整え、真面目な顔でうなずく。
海斗くんに制服を着せてもらった男の子は、とても誇らしそうな表情をしていた。
大きな警察官とちびっこのやりとりが微笑ましいのか、男の子のお母さんは目じりを下げながらスマホのシャッターを連打していた。
「ちょっと不愛想だけどたくましい人って、私ドタイプなんですよ。あのおまわりさん、彼女いるかなぁ」
そんなことをつぶやくちひろちゃんを見て、かわいいなぁと思う。
結婚に失敗し、離婚で疲弊しきり、男の人を恋愛対象として見ることなんてなくなってしまった私には、無邪気に頬を赤らめるちひろちゃんはとてもまぶしく見えた。
「彼女いるんですかって、本人に聞いてみれば?」
「え、そんないきなり無理ですよ」
「ほら、今しゃがんで男の子に話しかけてる人」
ちひろちゃんが指を差す先にいるのは、やっぱり海斗くんだった。
彼は幼稚園児くらいの男の子に、警察官のミニ制服を着せてあげていた。小さな頭の上の制帽をまっすぐに整え、真面目な顔でうなずく。
海斗くんに制服を着せてもらった男の子は、とても誇らしそうな表情をしていた。
大きな警察官とちびっこのやりとりが微笑ましいのか、男の子のお母さんは目じりを下げながらスマホのシャッターを連打していた。
「ちょっと不愛想だけどたくましい人って、私ドタイプなんですよ。あのおまわりさん、彼女いるかなぁ」
そんなことをつぶやくちひろちゃんを見て、かわいいなぁと思う。
結婚に失敗し、離婚で疲弊しきり、男の人を恋愛対象として見ることなんてなくなってしまった私には、無邪気に頬を赤らめるちひろちゃんはとてもまぶしく見えた。
「彼女いるんですかって、本人に聞いてみれば?」
「え、そんないきなり無理ですよ」

