君のとなりで、恋をする

──夜、自分の部屋。


ベッドに仰向けになり、薄暗い天井を見つめていた。

スタンドライトは消していて、机の上のデジタル時計だけが、ぼんやりとした数字を映している。

窓の外からかすかに車の走る音がするのに、この部屋の中だけ、切り離されたみたいに静かだった。

静けさに包まれているはずなのに、耳の奥では、自分の鼓動ばかりが響いている。

まぶたを閉じても、浮かんでくるのは同じ光景ばかりだった。