そんな日常を送っていたある日の部活終わり

「すずめさ、この後暇だったらご飯でも行かない?」

まさかのしおん先輩に誘われた

え?なに?これは?なんのご褒美だ?

なんて思ってしまう辺りやばいのは自覚するけど

本当に突然のこと過ぎて一瞬理解出来なかった

その結果が

「えっと…すいません、」

このなんとも言えない絶妙な断り

「おけ、また今度遊ぼうね」

先輩はそう言ってくれるけども

完全に、完全にこれは…

「やらかした…」

もったいないことをした…

もう誘うってもらえないかもしれない

そんな後悔と反省をしながらも

未だに私の心臓は激しく鼓動していた