拝啓、お父さん、お母さん
すずめは今世界一の幸せ者で
世界一の大罪人かもしれません。
はい、という事で何故か?どうしてか?しおん先輩とハグをするとかいう特大超ビッグイベントが突然襲来したわけでありまして
「あ、確かになんかフィット感みたいなのはあるかも」
はい、そうやって私の胸元にすっぽりと入り込んだ小さき生き物
「…あの。先輩」
「ん?どした?」
私の問いかけに自然と上目遣いで聞いてくる先輩
それがもう余計にダメだった
どれだけ心の中でふざけようとも今この状況が完全に
「近すぎませんか?」
私にとってはキャパオーバーで
「そう?というかハグだしこんなもの…って顔赤!?可愛いな」
それなのに先輩は止まる様子がない
からかってるだけなのはわかる
ここ最近で意外といたずらっ子な部分が先輩にあることも知った
だけど、だけどだ
「本当に、先輩…これ以上は…」
自分でも分かるくらいに顔が熱いし絶対に真っ赤だと思う
それくらいやばい
「そんな?」
「そんな…です」
どんどん自分の声もか細くなってる
心の中で知りたくなかった感情が湧き出てるのも感じる
「本当に…これ以上は…理性が…」
絶対に言わなくてもいい言葉が自然と出てきてしまう程度には
限界だった
すずめは今世界一の幸せ者で
世界一の大罪人かもしれません。
はい、という事で何故か?どうしてか?しおん先輩とハグをするとかいう特大超ビッグイベントが突然襲来したわけでありまして
「あ、確かになんかフィット感みたいなのはあるかも」
はい、そうやって私の胸元にすっぽりと入り込んだ小さき生き物
「…あの。先輩」
「ん?どした?」
私の問いかけに自然と上目遣いで聞いてくる先輩
それがもう余計にダメだった
どれだけ心の中でふざけようとも今この状況が完全に
「近すぎませんか?」
私にとってはキャパオーバーで
「そう?というかハグだしこんなもの…って顔赤!?可愛いな」
それなのに先輩は止まる様子がない
からかってるだけなのはわかる
ここ最近で意外といたずらっ子な部分が先輩にあることも知った
だけど、だけどだ
「本当に、先輩…これ以上は…」
自分でも分かるくらいに顔が熱いし絶対に真っ赤だと思う
それくらいやばい
「そんな?」
「そんな…です」
どんどん自分の声もか細くなってる
心の中で知りたくなかった感情が湧き出てるのも感じる
「本当に…これ以上は…理性が…」
絶対に言わなくてもいい言葉が自然と出てきてしまう程度には
限界だった



