〇ベッドルーム・朝
仰向けで眠っているうみ。
誰かの腕がうみのお腹に回る。
うみ「んん…」
寝返りを打って目を開くと、目の前に椿の寝顔がドアップ。寝顔美人。
うみ「!?」
慌てて布団を奪って部屋の隅に逃げ、布団で身を隠すうみ。
椿「ん…?」※ゆっくりと目を開く
うみ(そうだった…)(8月1日)(あたしは昨日、突然すべてを失い、知らない御曹司と結婚した)
椿「おはよ~…、うみちゃん…」※ふにゃふにゃとした顔で
椿、目をこすりながら体を起こす。
それからうみをじっと見て、一気に目が覚めたように、感動したような表情。
椿「うみちゃんの寝起き…超…かわいいね!」
そう言ってから枕元のスマホに手を伸ばす。
椿「写真撮っちゃお」
うみ、冷たい目で椿を見る。
うみ「冗談にしてもだいぶ寒いです」
椿、無視してうみにシャッターを切る。
うみ「やめてくださいよ!?」
椿、満足げにスマホしまう。
うみ「~…」※納得してない表情
椿「うみちゃん、俺今日は夜まで仕事だから。うみちゃんは一日家だから留守番よろしくね」
うみ、ギクッ。
〇[回想]リビング・夜
椿「明日からは外出禁止だよ? 俺以外と会っちゃダメ」
うみ(拒否=結婚破棄!?)
デフォルメうみ「ワカリマシタ」※汗大量
〇[回想終わり]ベッドルーム・朝
み「な、何時ごろに家に着きますか?」
椿「頑張って19時には帰れるかな」
椿、伸びをして立ち上がる。
椿「じゃあ仕事行く準備するね」
部屋を出て行く椿。
椿が出たのを確認したうみは、枕元のスマホを開く。
糸花からのメッセージ『今日、図書館何時にするー?』
うみ「外出しないなんて言ったけど、糸花と約束してるんだよなー」
うみ(こっそり出かけちゃうもんね)
うみ、悪魔の尻尾が生えシッシッシと笑う
〇図書館前・昼
うみが単語帳を見ながら糸花を待っている。
糸花「うみ!」
糸花が颯爽と登場。
うみ「糸花」
糸花「王子とどうなった?」※興味津々で
うみ、苦笑いしながら昨日の経緯をごにょごにょと説明。
しばらく経過…。
糸花「えええ!? 結婚した!?」※大声
周囲の人が振り返る。
糸花、うみの肩をガッと掴む。
糸花「正気?」
うみ「あたしも未だに変な気分だよ」
糸花がうみを信じられないものを見るような目で見る。
うみ「引かないでよ!」
糸花「引くでしょ、普通に。昨日知った人でしょ?」
うみ「糸花だって昨日結婚しちゃえって言ったじゃん!」
糸花「そりゃ言ったけどまさか本当にするとは思わないじゃん」
うみがため息をつく。
うみ「まあそういうことだから…。もういいよ、早く中入って勉強しよ…」
糸花「勉強が何よりも大事ってわけね…。はあ…ドン引き」
〇図書館
2人並んで黙々と勉強。
暗くなる。
時計を見ると18時過ぎ。
うみ「やばっ! あたし帰らなきゃ!」
(19時までまだ大丈夫だよね?)
〇家の前
うみ、走りながら。
家には明かりがついている。
うみ(げっ、もう椿さん帰ってきてるの!?)
〇玄関
うみ、そろーっと玄関に入るが椿に即バレする。
椿「うみちゃん!?」
うみ「あー…おかえりなさい」※苦笑い
椿「どこ行ってたの!? 連絡したのに…」
椿の言葉にスマホを見ると、椿から着信が30件以上。
うみ、ぎょっとするが、潔く土下座ポーズ。
うみ「嘘ついてすみません、図書館で友達と勉強してました」
椿の表情が凍る。
うみをじっと見つめる。
椿「それ、男?」
うみ「ち、違います!」
椿、うみを壁際に追い詰めて壁ドン。
椿「外出禁止って言ったよね?」※笑顔で
うみ(笑顔が怖い…)
(でも開き直り!)
うみ「外出禁止なんて無理です!」
「だいたい、椿さんは外出てるのにあたしだけ外出禁止なんてフェアじゃなくないですか?」
椿「とにかくうみちゃんはダメ」
頭ごなしに否定する椿にむっとするうみ。
うみ「頭ごなしに否定するのはずるいです! あたし外には出ますから!」
椿「俺がそうさせない」
うみ「できるもんならしてみてください!」
うみ、椿の腕からダッと逃げ出し、自分の部屋(※2階)へ駆け込む。
取り残された椿。
椿「うみ…」※意味深な目でうみの去った方を見て静かに呟く
〇翌朝・ベッドルーム・土曜日
うみ(ピアノの音…?)
優しいピアノの音が聞こえてきて、自然に目覚めるうみ。
隣を見ると椿はいない。
うみ(昨日言い合いした後、顔合わせず寝たし…会うの気まずいな…)
ピアノはずっと鳴っている。
うみ(このピアノ…誰が)
音に誘われ階段を降りると、グランドピアノを弾く椿(※白Tシャツ+パンツのラフな姿)。
うみ、その姿にびっくり。
椿、うみに気づいて手を止める。
椿「あ、うみちゃん!」※ニコニコと
うみ(ホッ…。普通だ…)
うみ「おはようございます」「ピアノ、上手ですね」
椿「うん、幼稚園からやってる」
椿、ピアノを閉じる。
椿「今日の予定は?」※ニコニコ。「家にいてね」という文字がうみにも見える
うみ「今日は一日家で勉強です」※引きつり笑顔で
椿の笑顔がパアアと花開く。
〇うみの部屋
席に着いて『受験命』のハチマキを巻いているうみ。
うみ「よし! 今日の勉強開始!」
と思いきや。
うみ「うーん…机が合わない…」
「家の中でどこか集中できる場所…」
〇家の中探検
参考書などを持ってダイニングや庭にあるテーブルなどうろうろするうみ。
最後に、和室を発見する。
光の差し込む広々とした和室で、床の間に立派な掛け軸がかかっている。
うみ「ここめっちゃいいかも!」
うきうきと参考書を広げるうみ。
〇和室・昼
椿「あれ」
椿が本を片手に持って部屋に入ってくる。
椿「先客がいた」
うみ「あっ…すみません! 勝手に使ってました!」
慌てて片付けようとするうみ。
椿「いいよ、続けて~」
うみ「絶対ここに読書しに来ましたよね?」
椿「うん、ここお気に入り。うみちゃんも気に入った?」
うみ「めちゃくちゃ良いです…」
うみ、椿に座布団をスススと差し出す。
うみ「よければここで読書してください」「じゃああたしはこれで…」
参考書をまとめて立ち去ろうとするうみ。
椿がうみの裾を両手でギュム、と掴む。
椿「ここで一緒に過ごそう?」※甘えたように
うみ、一瞬ドキッとする。
うみ「はい…」
椿「良かった」※笑う
〇和室・午後
2人並んで静かに過ごす。
椿:本のページをめくる音
うみ:ペンの音
心地よい静寂。
うみ(不思議と居心地が悪くない…なんか平和でいいかも)
〇和室・午後(休憩)
うみ「ん~…休憩!」
うみ、伸びをする。
椿がどこかから戻ってカステラ持参。
椿「おつかれさま」「取引先からもらったの。よければ食べて」
うみ「わーい!」
うみ、嬉々としてカステラを一口。
うみ「おいしい~!」※頬っぺた落ちそうな顔で
バクバクとカステラを食べ続けるうみを椿が優しい目で見ながら→
椿「うみちゃん、家庭教師つけてあげようか」
うみ「えっ!?」
椿「一人で受験勉強するの、大変でしょ?」
うみ「いいんですか…!? ありがとうございます!」
うみが手を合わせて感謝。
すると椿がにっこり笑顔。
椿「その代わり、先生は俺が選ぶよ? 変な人がうみちゃんに近づくの嫌だから」
うみの笑顔が凍る。
うみ「椿さんって…外出禁止といい、今のといい、なんでそんなに過保護なんですか? あたし別に逃げたりしませんよ?」
うみ(ちょっと異常だよ…)
椿「だってそれはさ」
椿、うみの頭に手を伸ばす。
椿「うみちゃんのことが大事すぎるからだよ
「大事でたまらないから、できるだけ見えるところにいてほしいの」
うみの顔が熱くなる。
うみ(だ、大事って言われた…)
うみ「そそ、そんな調子良いことまた言って~、あたしただの勉強バカですよ? あっそれより暑いしコンビニでアイスでも買ってこようかな? 椿さんいります?」
赤くなったうみは焦った様子で一気に捲し立てる。デフォルメ絵。
椿「外出ちゃダメって言ってるじゃん。買い物なら隆音がしてくれるから隆音に頼みなね」※穏やかな顔で
うみ「まだそんなこと言ってる…」
椿「アイスなら冷凍庫に入ってるよ。じゃ、俺は仕事に戻るね」
部屋から立ち去る椿。
椿が出て行ったところをじっと見るうみ。
うみ(ちょ…ちょっと寂しいかも…)(なんてね…)※照れつつ
〇キッチン・夕方
うみ、アイスを食べながら窓の外を見ると、門の前で何か作業してる椿。
うみ「何やってるんだろう…?」
冷たいアイスが口の中でとろける。
うみ「冷たっ」
うみ(結婚3日目。なかなか悪くない暮らし)
仰向けで眠っているうみ。
誰かの腕がうみのお腹に回る。
うみ「んん…」
寝返りを打って目を開くと、目の前に椿の寝顔がドアップ。寝顔美人。
うみ「!?」
慌てて布団を奪って部屋の隅に逃げ、布団で身を隠すうみ。
椿「ん…?」※ゆっくりと目を開く
うみ(そうだった…)(8月1日)(あたしは昨日、突然すべてを失い、知らない御曹司と結婚した)
椿「おはよ~…、うみちゃん…」※ふにゃふにゃとした顔で
椿、目をこすりながら体を起こす。
それからうみをじっと見て、一気に目が覚めたように、感動したような表情。
椿「うみちゃんの寝起き…超…かわいいね!」
そう言ってから枕元のスマホに手を伸ばす。
椿「写真撮っちゃお」
うみ、冷たい目で椿を見る。
うみ「冗談にしてもだいぶ寒いです」
椿、無視してうみにシャッターを切る。
うみ「やめてくださいよ!?」
椿、満足げにスマホしまう。
うみ「~…」※納得してない表情
椿「うみちゃん、俺今日は夜まで仕事だから。うみちゃんは一日家だから留守番よろしくね」
うみ、ギクッ。
〇[回想]リビング・夜
椿「明日からは外出禁止だよ? 俺以外と会っちゃダメ」
うみ(拒否=結婚破棄!?)
デフォルメうみ「ワカリマシタ」※汗大量
〇[回想終わり]ベッドルーム・朝
み「な、何時ごろに家に着きますか?」
椿「頑張って19時には帰れるかな」
椿、伸びをして立ち上がる。
椿「じゃあ仕事行く準備するね」
部屋を出て行く椿。
椿が出たのを確認したうみは、枕元のスマホを開く。
糸花からのメッセージ『今日、図書館何時にするー?』
うみ「外出しないなんて言ったけど、糸花と約束してるんだよなー」
うみ(こっそり出かけちゃうもんね)
うみ、悪魔の尻尾が生えシッシッシと笑う
〇図書館前・昼
うみが単語帳を見ながら糸花を待っている。
糸花「うみ!」
糸花が颯爽と登場。
うみ「糸花」
糸花「王子とどうなった?」※興味津々で
うみ、苦笑いしながら昨日の経緯をごにょごにょと説明。
しばらく経過…。
糸花「えええ!? 結婚した!?」※大声
周囲の人が振り返る。
糸花、うみの肩をガッと掴む。
糸花「正気?」
うみ「あたしも未だに変な気分だよ」
糸花がうみを信じられないものを見るような目で見る。
うみ「引かないでよ!」
糸花「引くでしょ、普通に。昨日知った人でしょ?」
うみ「糸花だって昨日結婚しちゃえって言ったじゃん!」
糸花「そりゃ言ったけどまさか本当にするとは思わないじゃん」
うみがため息をつく。
うみ「まあそういうことだから…。もういいよ、早く中入って勉強しよ…」
糸花「勉強が何よりも大事ってわけね…。はあ…ドン引き」
〇図書館
2人並んで黙々と勉強。
暗くなる。
時計を見ると18時過ぎ。
うみ「やばっ! あたし帰らなきゃ!」
(19時までまだ大丈夫だよね?)
〇家の前
うみ、走りながら。
家には明かりがついている。
うみ(げっ、もう椿さん帰ってきてるの!?)
〇玄関
うみ、そろーっと玄関に入るが椿に即バレする。
椿「うみちゃん!?」
うみ「あー…おかえりなさい」※苦笑い
椿「どこ行ってたの!? 連絡したのに…」
椿の言葉にスマホを見ると、椿から着信が30件以上。
うみ、ぎょっとするが、潔く土下座ポーズ。
うみ「嘘ついてすみません、図書館で友達と勉強してました」
椿の表情が凍る。
うみをじっと見つめる。
椿「それ、男?」
うみ「ち、違います!」
椿、うみを壁際に追い詰めて壁ドン。
椿「外出禁止って言ったよね?」※笑顔で
うみ(笑顔が怖い…)
(でも開き直り!)
うみ「外出禁止なんて無理です!」
「だいたい、椿さんは外出てるのにあたしだけ外出禁止なんてフェアじゃなくないですか?」
椿「とにかくうみちゃんはダメ」
頭ごなしに否定する椿にむっとするうみ。
うみ「頭ごなしに否定するのはずるいです! あたし外には出ますから!」
椿「俺がそうさせない」
うみ「できるもんならしてみてください!」
うみ、椿の腕からダッと逃げ出し、自分の部屋(※2階)へ駆け込む。
取り残された椿。
椿「うみ…」※意味深な目でうみの去った方を見て静かに呟く
〇翌朝・ベッドルーム・土曜日
うみ(ピアノの音…?)
優しいピアノの音が聞こえてきて、自然に目覚めるうみ。
隣を見ると椿はいない。
うみ(昨日言い合いした後、顔合わせず寝たし…会うの気まずいな…)
ピアノはずっと鳴っている。
うみ(このピアノ…誰が)
音に誘われ階段を降りると、グランドピアノを弾く椿(※白Tシャツ+パンツのラフな姿)。
うみ、その姿にびっくり。
椿、うみに気づいて手を止める。
椿「あ、うみちゃん!」※ニコニコと
うみ(ホッ…。普通だ…)
うみ「おはようございます」「ピアノ、上手ですね」
椿「うん、幼稚園からやってる」
椿、ピアノを閉じる。
椿「今日の予定は?」※ニコニコ。「家にいてね」という文字がうみにも見える
うみ「今日は一日家で勉強です」※引きつり笑顔で
椿の笑顔がパアアと花開く。
〇うみの部屋
席に着いて『受験命』のハチマキを巻いているうみ。
うみ「よし! 今日の勉強開始!」
と思いきや。
うみ「うーん…机が合わない…」
「家の中でどこか集中できる場所…」
〇家の中探検
参考書などを持ってダイニングや庭にあるテーブルなどうろうろするうみ。
最後に、和室を発見する。
光の差し込む広々とした和室で、床の間に立派な掛け軸がかかっている。
うみ「ここめっちゃいいかも!」
うきうきと参考書を広げるうみ。
〇和室・昼
椿「あれ」
椿が本を片手に持って部屋に入ってくる。
椿「先客がいた」
うみ「あっ…すみません! 勝手に使ってました!」
慌てて片付けようとするうみ。
椿「いいよ、続けて~」
うみ「絶対ここに読書しに来ましたよね?」
椿「うん、ここお気に入り。うみちゃんも気に入った?」
うみ「めちゃくちゃ良いです…」
うみ、椿に座布団をスススと差し出す。
うみ「よければここで読書してください」「じゃああたしはこれで…」
参考書をまとめて立ち去ろうとするうみ。
椿がうみの裾を両手でギュム、と掴む。
椿「ここで一緒に過ごそう?」※甘えたように
うみ、一瞬ドキッとする。
うみ「はい…」
椿「良かった」※笑う
〇和室・午後
2人並んで静かに過ごす。
椿:本のページをめくる音
うみ:ペンの音
心地よい静寂。
うみ(不思議と居心地が悪くない…なんか平和でいいかも)
〇和室・午後(休憩)
うみ「ん~…休憩!」
うみ、伸びをする。
椿がどこかから戻ってカステラ持参。
椿「おつかれさま」「取引先からもらったの。よければ食べて」
うみ「わーい!」
うみ、嬉々としてカステラを一口。
うみ「おいしい~!」※頬っぺた落ちそうな顔で
バクバクとカステラを食べ続けるうみを椿が優しい目で見ながら→
椿「うみちゃん、家庭教師つけてあげようか」
うみ「えっ!?」
椿「一人で受験勉強するの、大変でしょ?」
うみ「いいんですか…!? ありがとうございます!」
うみが手を合わせて感謝。
すると椿がにっこり笑顔。
椿「その代わり、先生は俺が選ぶよ? 変な人がうみちゃんに近づくの嫌だから」
うみの笑顔が凍る。
うみ「椿さんって…外出禁止といい、今のといい、なんでそんなに過保護なんですか? あたし別に逃げたりしませんよ?」
うみ(ちょっと異常だよ…)
椿「だってそれはさ」
椿、うみの頭に手を伸ばす。
椿「うみちゃんのことが大事すぎるからだよ
「大事でたまらないから、できるだけ見えるところにいてほしいの」
うみの顔が熱くなる。
うみ(だ、大事って言われた…)
うみ「そそ、そんな調子良いことまた言って~、あたしただの勉強バカですよ? あっそれより暑いしコンビニでアイスでも買ってこようかな? 椿さんいります?」
赤くなったうみは焦った様子で一気に捲し立てる。デフォルメ絵。
椿「外出ちゃダメって言ってるじゃん。買い物なら隆音がしてくれるから隆音に頼みなね」※穏やかな顔で
うみ「まだそんなこと言ってる…」
椿「アイスなら冷凍庫に入ってるよ。じゃ、俺は仕事に戻るね」
部屋から立ち去る椿。
椿が出て行ったところをじっと見るうみ。
うみ(ちょ…ちょっと寂しいかも…)(なんてね…)※照れつつ
〇キッチン・夕方
うみ、アイスを食べながら窓の外を見ると、門の前で何か作業してる椿。
うみ「何やってるんだろう…?」
冷たいアイスが口の中でとろける。
うみ「冷たっ」
うみ(結婚3日目。なかなか悪くない暮らし)



