弱さを知る強さ


「腕かして、止血する」

「やめて、触らないで」

「じゃあガーゼとテープ持ってくるから自分でやれ」

止血セットをあやはに渡した

自分で試みるがうまいことガーゼを巻けなくて諦めた

「かせ」

「...」

今度は大人しく止血をさせてくれた

「なにが怖いの?」

「別に」

止血しながら話しかけたら不服そうにあやはが答えた

「どれくらい時間あったら切り替えられる?」

「わからない」

「そっか、了解」

どうしたらいいかわからない
とりあえず待つしかないかな

ルートも取り直しだけど今はやめたほうがいい
タイミングをしっかりみないといけない

オペのことを忘れて一旦、普段通り接してみることにした

「オペ後、まずなに食べたい?」

「...えっ?」