◎恭介◎
いつ話すか悩んだが隠してるほうがあやはにとっては良くないと思い国試前だが話した
泣き崩れて朝になっても部屋に篭ったままであやはが出てくることはなかった
心配で少し部屋を覗くと泣き疲れたのかベッドで寝落ちていてそのままそっと仕事に出た
国試まであと1ヶ月ちょっと...
メンタルがおちず勉強頑張って合格してくれたらいいけど...
あやはに昼間、時間ができた時にメッセージを送ったらちゃんと返ってきて勉強してるそうだ
帰っても部屋から出てこないで勉強してた
いつもなら「おかえり」って顔を出してくれるのにそれもない
...トントントン
「はい」
「入るぞ」
「うん」
「あやは、大丈夫か?」
机に向かってたがこっちを向いた
「うん、大丈夫」
笑顔を見せたけど我慢しているのが伝わる
「勉強するのもいいけどこもらず家から出てやったり友達とやったり気分転換もちゃんとしろよ」
「...うん」
「俺、明日当直だから帰ってこない
もししんどかったら実家にいってもいいから」
「...ありがとう」
声に覇気がなく心配だけどご飯も食べた形跡あるし勉強もいま最終局面を迎えている
それからしばらく俺も忙しくてバタバタしていてあっという間に国試前日になった



