彼氏から煙草を取るためには



冬也が無表情で私のことを見ている。





……な、なんですの仙石冬也さん?

あなたには珍しく長い間がありましたが。





「……」






はい。

私は今とんでもない心拍数を叩き出しております。服が変なら言ってもらっても大丈夫です。





「……今ごろだけど叶葉は見た目と中身のギャップがあるよね」





数秒後、冬也はあっけらかんといつも通りの声色でそういった。




はい??

見た目とのギャップ??




「見た目はどちらかと言ったらクール系だけど、行動は元気で、かわいい」

「…何言ってるの?」




思わず冬也の言葉を反復した。


顎に手まで当てて名探偵かのような冬也をポカーンと口を半開きに見つめる。