いや、だからこそ言うべきなのか? 勇気を出せ、自分!
「光稀もそう思ってるよ。僕は光稀と同じ思考なのだから」
「そう、かな」
「そうだよ。僕が……光稀が言ったら音緒ちゃんは喜ぶ?」
「うん、すごく嬉しい。だけど光稀さんには内緒にしてね。知られたら、気を使って言ってくれると思う。本心じゃないなら、無理させたくない」
悲し気な音緒に、光稀は今までの自分を呪った。
なんてバカだったんだ、もっともっと音緒を褒めるべきだった。帰って光稀に戻ったら、さっそく褒め倒そう。
食事を終えるとすぐに会計を済ませ、タクシーを呼んで乗り込んだ。
「あ、そういえば」
車中で音緒が言い、光稀は彼女を見た。
「どうしたの?」
「マンガの新刊が出てるはずなの。忘れてた……」
「駅前に本屋があったね、寄って帰ろうか」
「いいよ、明日、大学の帰りに買うから」
「いや、行こう。すぐ読みたいだろ?」
「うん……ありがと」
遠慮がちに微笑む彼女がかわいくて、ぎゅっと拳を握りしめる。
かわいいかわいいかわいい。やばい。こんなかわいい人がこの世に存在するだけでも奇跡なのに、僕の奥さんだなんて。まじやばい。
胸がいっぱいで、もうそれ以上は言葉にならない。
一緒にタクシーに乗っている間も、音緒がかわいくて光稀はずっと見つめていた。
駅前でタクシーを降りた直後。
「光稀もそう思ってるよ。僕は光稀と同じ思考なのだから」
「そう、かな」
「そうだよ。僕が……光稀が言ったら音緒ちゃんは喜ぶ?」
「うん、すごく嬉しい。だけど光稀さんには内緒にしてね。知られたら、気を使って言ってくれると思う。本心じゃないなら、無理させたくない」
悲し気な音緒に、光稀は今までの自分を呪った。
なんてバカだったんだ、もっともっと音緒を褒めるべきだった。帰って光稀に戻ったら、さっそく褒め倒そう。
食事を終えるとすぐに会計を済ませ、タクシーを呼んで乗り込んだ。
「あ、そういえば」
車中で音緒が言い、光稀は彼女を見た。
「どうしたの?」
「マンガの新刊が出てるはずなの。忘れてた……」
「駅前に本屋があったね、寄って帰ろうか」
「いいよ、明日、大学の帰りに買うから」
「いや、行こう。すぐ読みたいだろ?」
「うん……ありがと」
遠慮がちに微笑む彼女がかわいくて、ぎゅっと拳を握りしめる。
かわいいかわいいかわいい。やばい。こんなかわいい人がこの世に存在するだけでも奇跡なのに、僕の奥さんだなんて。まじやばい。
胸がいっぱいで、もうそれ以上は言葉にならない。
一緒にタクシーに乗っている間も、音緒がかわいくて光稀はずっと見つめていた。
駅前でタクシーを降りた直後。

