希世は不思議そうに大翔を見た。
「先輩、いつも私らといますけど友達います?」
「いるよ、失礼だな!」
「そのわりには……」
「たまたまだよ」
大翔は定食に向かって手を合わせてから箸を手に取る。
「聞いて、なんだか光稀さんがおかしいの」
音緒が切り出すと、希世は身を乗り出して、大翔はちらりと音緒に目をやった。
「なになに」
「昨日、急にカッコよくなって帰って来たの」
深刻な顔の音緒に、ふたりはきょとんとした。
「は?」
「なんだそれ」
「前から素敵だけど、他の人にはわかりづらい素敵さだったと思うの。それが急に誰にでもわかるカッコよさになって帰ってきて……」
「それのどこがおかしいの?」
希世は首をかしげる。
「だって、今まで外見なんて気にしてなかったのに……同僚に言われたからって」
「言ったやつって女じゃね? パターンとしては浮気だろ」
突っ込む大翔に、ぎろっと希世が睨み、音緒は顔を青ざめさせて硬直した。
「どうしよう、離婚になるのかな」
「落ち着いて。まだなにも決まってないんだから」
「だって、光稀さんがカッコよくなっちゃったんだよ!?」
思わず立ち上がった音緒に、希世はあきれた顔を見せた。
「先輩、いつも私らといますけど友達います?」
「いるよ、失礼だな!」
「そのわりには……」
「たまたまだよ」
大翔は定食に向かって手を合わせてから箸を手に取る。
「聞いて、なんだか光稀さんがおかしいの」
音緒が切り出すと、希世は身を乗り出して、大翔はちらりと音緒に目をやった。
「なになに」
「昨日、急にカッコよくなって帰って来たの」
深刻な顔の音緒に、ふたりはきょとんとした。
「は?」
「なんだそれ」
「前から素敵だけど、他の人にはわかりづらい素敵さだったと思うの。それが急に誰にでもわかるカッコよさになって帰ってきて……」
「それのどこがおかしいの?」
希世は首をかしげる。
「だって、今まで外見なんて気にしてなかったのに……同僚に言われたからって」
「言ったやつって女じゃね? パターンとしては浮気だろ」
突っ込む大翔に、ぎろっと希世が睨み、音緒は顔を青ざめさせて硬直した。
「どうしよう、離婚になるのかな」
「落ち着いて。まだなにも決まってないんだから」
「だって、光稀さんがカッコよくなっちゃったんだよ!?」
思わず立ち上がった音緒に、希世はあきれた顔を見せた。

