「大丈夫ですか!?」
セカンドはすぐにタオルを持って来て拭いてくれようとするが、音緒はタオルをもらって自分で拭いた。
「僕、変なことを言いましたか?」
「急に好きなんて言うから」
「事実です。僕は音緒ちゃんが好きですよ」
にっこり笑う彼に、音緒の胸がどきんと鳴る。
優しい微笑とともに告げられる言葉に、音緒の胸はどきどきするばかりだ。
「本当に? 光稀さんは私のこと好きなの?」
「はい。あなたはどう思っていますか?」
「私も、好き。大好き……だけどいつも光稀さんは冷静で、ぜんぜん私のこと好きじゃないって思ってた」
「そんなことありません。好きですよ。とても好きなのです」
彼と同じ声で囁かれる言葉に、音緒はぽうっとなる。
「私がどれだけあなたを愛しているか、わからせたいものです」
音緒の前にいたセカンドが彼女の顎をくいっと持ち上げる。
彼の顔が近付いて来て、音緒は避けることもできずに固まってしまう。
「お前! なにしてる! 止まれ!」
大声が響き、音緒とセカンドの動きがピタッと止まった。
「なんでこんなことになってんだ。セカンドは書斎に行ってろ!」
「了解しました。音緒ちゃん、続きはまた今度」
ウィンクをして、セカンドはダイニングを出て行く。
光稀は慌てて音緒のそばにより、じろじろと音緒を見る。
セカンドはすぐにタオルを持って来て拭いてくれようとするが、音緒はタオルをもらって自分で拭いた。
「僕、変なことを言いましたか?」
「急に好きなんて言うから」
「事実です。僕は音緒ちゃんが好きですよ」
にっこり笑う彼に、音緒の胸がどきんと鳴る。
優しい微笑とともに告げられる言葉に、音緒の胸はどきどきするばかりだ。
「本当に? 光稀さんは私のこと好きなの?」
「はい。あなたはどう思っていますか?」
「私も、好き。大好き……だけどいつも光稀さんは冷静で、ぜんぜん私のこと好きじゃないって思ってた」
「そんなことありません。好きですよ。とても好きなのです」
彼と同じ声で囁かれる言葉に、音緒はぽうっとなる。
「私がどれだけあなたを愛しているか、わからせたいものです」
音緒の前にいたセカンドが彼女の顎をくいっと持ち上げる。
彼の顔が近付いて来て、音緒は避けることもできずに固まってしまう。
「お前! なにしてる! 止まれ!」
大声が響き、音緒とセカンドの動きがピタッと止まった。
「なんでこんなことになってんだ。セカンドは書斎に行ってろ!」
「了解しました。音緒ちゃん、続きはまた今度」
ウィンクをして、セカンドはダイニングを出て行く。
光稀は慌てて音緒のそばにより、じろじろと音緒を見る。

