この命のすべてで、君を想いたい

二人は布団の中で距離を少しずつ縮める。



雫は心臓が早鐘を打つのを感じながら、空の顔を見上げた。


空の瞳には、優しさと少しの緊張が混じっている。


「雫…触ってもいい?」


その声に、雫は小さく頷く。


『…うん』

初めてのことで、胸の奥がぎゅっと痛くなる。

でも恐怖や不安ではなく、
愛しさと期待でいっぱいだった。


空の手が雫の髪を撫で、
色々なところにに触れるたび、雫の体も心も自然に反応する。