この命のすべてで、君を想いたい

翌日、約束通り14時に空が迎えに来る。
「雫、準備できた?」
『う、うん、できた』
玄関先で少し照れながら答える雫を見て、空はにっこり笑った。

「雫、今日特に可愛いね」

恥ずかしがりもせず、雫を褒める空

『...え、あ、ありがと...』

雫は顔を赤くして静かに返事をする。


それを見ると空は満足そうに微笑んだ。



歩きながら、空はさりげなく肩を軽くぶつけたり、自然に距離を縮めたりする。


「今日は何食べたい?」

『うーん、ケーキ……とか?』

「じゃあ甘いものたくさん食べよう」


言葉は軽く、でも確実に雫の気持ちをくすぐる。