遊び終わり、木陰でみんなで休憩する時間。


雫はほんの少し離れた場所に座るが、空はそっと隣に座る。


「今日も楽しかったな」


『……うん』
短い返事でも、雫の胸は温かくなる。




5人で遊んだ帰り道。


雫は少し寂しげに、駅前で電車に乗る3人の背中を寂しそうに見送る。

またあの静かな家に帰るのが寂しい


そこに空がにこっと現れる。


「雫、もう少し一緒に歩こうか」


『え……?』


「いや、もうちょっと雫と話したいな〜って」