この命のすべてで、君を想いたい

雫が愛してくれた俺でいたいから。




海の風が頬をかすめる。



そして新しい扉がゆっくりと開いていく。
雫が見せてくれた空を胸に抱いて。



風に揺れる青空の下、俺はそっと一歩を踏み出した。




ここまで生きていられたのは、全部雫のおかげだから。




これから先の人生全部で、
この命のすべてで、君を想いたい。










~完~