この命のすべてで、君を想いたい

空は、まるで最後の覚悟みたいに息を吸って言った。




「雫。俺……ずっと、ずっと雫を愛してるよ。これから先も……ずっとだよ」




その声を聞いた瞬間、涙が静かに溢れた。



こんなにも愛してくれる人に出会えた私は、本当に幸せだ。




夕暮れの屋上で、空の言葉が光に溶けていく。



その光景が、胸を締めつけるほど美しくて悲しい。




空が私の頬に触れた。

その手の震えさえ愛おしくて、抱きしめたくなる。




「俺は……雫と出会えた人生でほんとうによかったよ」





その言葉は、私が一番欲しかった答えだった。




胸があたたかくなって、少し痛んで、


でもどうしようもなく幸せで。




私はそっと空の胸に額を寄せた。




大好きだよ空、

ずっとずっとあなたのことを想ってるよ。



言葉はうまく出てこなかったけれど、

この想いが全部伝わってほしいと願った。




風が静かに吹き抜ける。



二人の影が長く伸びて、寄り添うように重なっていく。




今日の夕日は特別に美しくて、


まるで“この時間そのものが奇跡”みたいに優しかった。





私はその光の中で、



空を、世界でいちばん愛しいと感じていた。