この命のすべてで、君を想いたい

空は息を整えて、続けた。



「雫はさ、自分のこと弱いと思ってるかもしれないけど……俺からしたら、全然違うんだよ」


風がふわっと私の髪を揺らした。


その優しい風に触れられただけで、不思議と涙が出そうになる。


空の言葉はどれも、私が心の奥で欲しかったものばかりだった。



「泣きたいときでも人にやさしくできるし、誰より気がつくし……どんな時も、支えてくれた」



空が言葉を重ねるたび、
私の胸の奥にずっとしまってきた「大好き」が溢れそうになる。


こんなふうに見てくれてたんだ。

こんなにも、私を大切に思ってくれてたんだ。