この命のすべてで、君を想いたい

翌日、自由行動の時間。


雫は沙月と一緒に、予約していた美ら海水族館近くのカフェで朝食を楽しむ。


「昨日は楽しかったね、雫」

『うん、海も写真も、全部楽しかった』


沙月はスマホで昨日の写真を見せながら、雫と笑い合う。



「ほら、このジンベエザメの前のやつ、めっちゃいい顔してる!」


雫も笑顔で頷く。



やがて空たちも自由行動に出て、

昼前にみんなで合流。裕大や蓮太郎も元気そうに手を振る。


「おーい、雫、沙月!」


雫と沙月は手を振り返し、自然と5人が集まる。

自由時間は、街を散策したり、お土産屋を回ったり。食べ歩きを楽しむ。


「ねぇ、雫これ食べてみて!」

「わぁ、美味しそう!」

沙月と雫は一緒に笑いながらシェアし、空は雫の笑顔を見つめる。


裕大と蓮太郎も軽く冗談を言い合い、和やかな雰囲気が続く。



その後は、海辺の景色が見えるレストランで昼食。


「やっぱり沖縄の海の近くで食べると美味しいね」


「うん、最高だ」



空と雫は隣に座り、手元のグラスを軽く合わせる。


沙月と蓮太郎、裕大もにこやかにそれぞれ席につく。



食事を楽しみながら、



雫はこの時間がずっと続けばいいのに


と心の中で願う。

空や沙月、蓮太郎、裕大、みんなと一緒にいる瞬間の温かさが、



何よりも大切に感じられた。