この命のすべてで、君を想いたい


「じゃあ子どもは?」

『ふふ、聞くと思った』

「絶対聞くよ。雫の考え知りたいし」

『私は……2人くらいほしいな。
お兄ちゃんと妹か、姉と弟か……どっちも可愛いよね』

「わかる。兄妹っていいよな」

『名前考えたことある?』

「え、あるよ」

『あるの!?』

「雫と出会う前だけど」

『……それ聞くの複雑なんだけど?』

「違う違う!“将来子どもほしいなー”って漠然と考えてただけ!」


『ふふ、冗談だよ』


雫が首まで湯に沈めながら、目を細める。