「…もうお酒、禁止だね」
「だったら止めるお前が必要だな」
「嫌なくらい止めてやるんだから」
面白そうにクスクス笑う美咲は俺の胸から顔を上げ俺を見つめた。
「我慢できっかな」
絡まり合った視線から俺は美咲に手を伸ばし、頬に触れる。
「…あ、」
思い出したかのように呟く美咲の声に俺は添えていた手を振りほどいた。
「どした?」
「…ごめん。一日遅れちゃったね」
「は?何が?」
「昨日、翔の誕生日。…おめでと」
「あー…それな」
そんな大したことでもねぇだろ。
そう思いながら俺は苦笑いを漏らす。
「え、なに?もしかして忘れてたの?」
「いや、…別におめでとって言われる年齢でもねぇしな」
「年齢なんて関係ないよ」
「あるっつーの」
「なんで?」
「ほら、なんつーの?こんな俺より若い奴に心変わりってもんあるだろ?」
この先、俺は誰にも揺らぐことはないが、美咲は分からない。
そんな事を思いながらクスクス笑みを漏らすと、美咲は不思議そうに俺を見つめた。
「って、何言ってんのか分かんない」
「何で分かんねぇんだよ。お前もオッサンよりか若い奴の方がいいだろって言ってんの」
敢えて強調するかのように言って、呆然とする美咲の額を軽く人差し指で押す。
グランと揺れる頭に美咲は手を添え、少しだけ頬を緩ませた。
「…私、若い人よりオッサン好きかも」
笑みを浮かべ、俺の胸に顔を沈めて抱き着く美咲に、こいつは…と心の中で呟く。
「だったら止めるお前が必要だな」
「嫌なくらい止めてやるんだから」
面白そうにクスクス笑う美咲は俺の胸から顔を上げ俺を見つめた。
「我慢できっかな」
絡まり合った視線から俺は美咲に手を伸ばし、頬に触れる。
「…あ、」
思い出したかのように呟く美咲の声に俺は添えていた手を振りほどいた。
「どした?」
「…ごめん。一日遅れちゃったね」
「は?何が?」
「昨日、翔の誕生日。…おめでと」
「あー…それな」
そんな大したことでもねぇだろ。
そう思いながら俺は苦笑いを漏らす。
「え、なに?もしかして忘れてたの?」
「いや、…別におめでとって言われる年齢でもねぇしな」
「年齢なんて関係ないよ」
「あるっつーの」
「なんで?」
「ほら、なんつーの?こんな俺より若い奴に心変わりってもんあるだろ?」
この先、俺は誰にも揺らぐことはないが、美咲は分からない。
そんな事を思いながらクスクス笑みを漏らすと、美咲は不思議そうに俺を見つめた。
「って、何言ってんのか分かんない」
「何で分かんねぇんだよ。お前もオッサンよりか若い奴の方がいいだろって言ってんの」
敢えて強調するかのように言って、呆然とする美咲の額を軽く人差し指で押す。
グランと揺れる頭に美咲は手を添え、少しだけ頬を緩ませた。
「…私、若い人よりオッサン好きかも」
笑みを浮かべ、俺の胸に顔を沈めて抱き着く美咲に、こいつは…と心の中で呟く。



