足を進めて、辺りを探すも居なくて、引き戻そうとした時。
階段の下の方で蹲る人影を感じた。
暗闇の所為ではっきりと確認できていなかったのか分からなかった。
近くまで足を進めると、顔を伏せて身を小さくする姿。
パーカーの帽子を被ってる所為で美咲だと確信はないが、それが美咲だと直感で感じた。
「…――寒くねぇの?」
近づいて声を掛ける。
その俺の声で一瞬身体が微かに揺れ、ゆっくりと頭が上がる。
見下げる俺の視界に入ったのは、やっぱり美咲だった。
…やっと、見つけた。
そう思うと安堵のため息が零れ落ちた。
「探した」
ここまで来るのにどれくらい時間がかかってしまったんだろうか。
もっと早くにこの場所を思い出せれば良かったと。
遅くなって、ごめん…
「な、んで…」
小さく呟かれる戸惑った美咲の声。
何してんの?と言うため息と安堵のため息が零れ落ちる。
美咲の隣に腰を下ろし美咲に視線を送ると、美咲は再び俯いた。
「なんでって、それは美咲じゃん。…何してんの?何でこんな所にいんだよ」
「……」
俺の言葉で俯いていた顔が膝を抱える様に突っ伏した。
「葵ちゃんがさ、何気に美咲に電話したら繋がったってさ。だから行ってないんじゃないのって、」
「……」
「とりあえず家行ったけど居なくて、そんで空港行って調べてもらったら行ってないって言われて、とにかくすごい探した」
「……」
「電話でねぇから美咲の行きそうな所、全部全部探して最終的に辿り着いたのがここ」
「……」
「まさか居ると思わなかったけど、居て良かった」
「……」
ほんと、何してんだよ、こんな所で。
何を考えてるのか分かんねぇ美咲は口を開く事なく、ただただ膝を抱えて俯いたままだった。
階段の下の方で蹲る人影を感じた。
暗闇の所為ではっきりと確認できていなかったのか分からなかった。
近くまで足を進めると、顔を伏せて身を小さくする姿。
パーカーの帽子を被ってる所為で美咲だと確信はないが、それが美咲だと直感で感じた。
「…――寒くねぇの?」
近づいて声を掛ける。
その俺の声で一瞬身体が微かに揺れ、ゆっくりと頭が上がる。
見下げる俺の視界に入ったのは、やっぱり美咲だった。
…やっと、見つけた。
そう思うと安堵のため息が零れ落ちた。
「探した」
ここまで来るのにどれくらい時間がかかってしまったんだろうか。
もっと早くにこの場所を思い出せれば良かったと。
遅くなって、ごめん…
「な、んで…」
小さく呟かれる戸惑った美咲の声。
何してんの?と言うため息と安堵のため息が零れ落ちる。
美咲の隣に腰を下ろし美咲に視線を送ると、美咲は再び俯いた。
「なんでって、それは美咲じゃん。…何してんの?何でこんな所にいんだよ」
「……」
俺の言葉で俯いていた顔が膝を抱える様に突っ伏した。
「葵ちゃんがさ、何気に美咲に電話したら繋がったってさ。だから行ってないんじゃないのって、」
「……」
「とりあえず家行ったけど居なくて、そんで空港行って調べてもらったら行ってないって言われて、とにかくすごい探した」
「……」
「電話でねぇから美咲の行きそうな所、全部全部探して最終的に辿り着いたのがここ」
「……」
「まさか居ると思わなかったけど、居て良かった」
「……」
ほんと、何してんだよ、こんな所で。
何を考えてるのか分かんねぇ美咲は口を開く事なく、ただただ膝を抱えて俯いたままだった。



