調子狂うし、ドSくん。

「梨華ちゃんってほんとに昔っから美人さんよねぇ~?もう可愛くって美人で、鈍感って……何それ!?尊っ!
愛おしいわ!大好き!大大好き!愛してる!できれば荘とくっついてほしいけど、あの子ったら全然本気出してくれないからぁ~ちょっといたずらしちゃうけどぉ~っ梨華ちゃんは少女漫画のヒロイン!なんだけど……荘ったら…全然梨華ちゃんに釣り合わないし!もう、ママ悲しいよ~ね、梨華ちゃん!梨華ちゃんはさ………荘のことどう思ってるのぉ?」



……荘の…こと…。



(作者の声・それ以外全然頭に入ってないヤツですなbyきらら)



荘のこと…どう思ってる…?


どうも思ってない。



いや、何も想わないように……


思い出さないようにしている、と言った方が合っている。


……あくまで平然を装え。


「…別に…どうにも…って感じです」


……ほんと、素直じゃない。



水月さんに視線を移すとびっくりしたように固まっていた。


っ……冷たかった。今のは意識しすぎた。



「いやっ…あの、ほら!幼馴染として…って感じ…あは…あはは…」


「そうよねぇ~っあの子ったら…本命に限って奥手なのよ~っふふふふっ!梨華ちゃんも言ってやってよ!本気出しなよ、って~!」



本気出しなよ?何の?



「まぁいいわっ!じゃあね~!あたし、これからドラマ撮影あるのよぉ~それじゃ行くわねぇ~♪」


それだけ言うとスキップ気味に去っていった。


相変わらず…嵐なんだよなぁ…。