調子狂うし、ドSくん。

鏡を見て絶句………。


と、いうのはなんだか久しぶりではない気がする。


この前もなんだか……いや、そのことはいったんおいておこう。


(置くな!!)


「なんなの、これ……」


髪はまかれてふわふわだし、なぜかヘアカラースプレーで茶色にさせられるし、メイクはめっちゃピンクだし、カラコンはエメラルドっぽい派手なやつだし、髪飾りはリボンのレースのフリフリ。


ルーズソックスまでピンクだし……。


「ちょー似合ってるーめっちゃいいー」


なんか棒読みに聞こえるのは私だけですか……。


ピンクの髪をツインテールにしていつもに増してピンクな愛瑠がにこにこと私を見る。


「私、やっぱりいかな……」


「さ、行くよー!」


強引に手を掴まれて引っ張られていく私……


なんで私の周りにいる人たちはこんなに強引なんだろうか……。


特に荘なんかに見せられないんですが…!?


「ねぇ、無理なんだ……」


「なに?あ、駅前のカラオケポチっといたから!」


ん、ああ……そんなぁ……


そんなこんなでカラオケボックスの前、立ち止まる私。


「なにうじうじしてんのよ!らしくない!ほら、入るよ!」


そういってあっさりドアを開けてしまった愛瑠。


旭日はいたって冷静。


正直に言うと、あんたが彼氏に振られたからこうなってるんだけど!?


「お、来た~?全員しゅーごーしたねー」