「はーどうせまたエロいことでもされたんでしょ。あの変態ヤンデレ彼氏」


え、えろ……って……。


「私は余裕たっぷりのオトナな彼氏に愛を注いでもらうから~」


なんか今平気で凄いことを言っていたような……。


「ツキちゃん、彼氏できたの?」


「あー話してなかったけ~?この前合コンで大学生の彼ゲットしたのよ~」


だ、大学生……。


オトナだな……ツキちゃんも……。


「あー遊ばれてはないからねー?私、こー見えて耐性あるし~」


う、うん……?


なんか言ってることの意味がよくわからないんですけどぉ……~。


「夜は長いよーあんただってそーでしょ?」


ま、まぁ言われてみればそうかもだけど……。


恥ずかしいよぉ……。


「顔真っ赤よ~?てか、カッター取り出すとか、あんたの彼氏どーなってんのよ?あーいうやつってスタンガンとか抜かりなさそ~大変ね~ヤンデレ彼氏はぁ~」


そういってニヤニヤ笑うツキちゃん。


あーもう!


なんにもない!やましいことなんて……一つも…!


「も…もうっ…!ツキちゃん!」


「はーあんたって子はそんなんだからキモいやつまでに手出されんのよ~」


そう言ってぎゅううっと抱きつかれた。


大好きな親友、ツキちゃん。


「それ以上やったら退学」


こ、この声は……。


りゅ、龍我…いつの間に……っ!


「はいはい~すみませんでしたね~愛しの、愛ちゃんに手出しちゃって~」


一方ツキちゃんは龍我を煽るようにやけに『愛しの』を強調させながら笑っている。


「お前、マジで……」


ヤバいっ……!


「りゅ、龍我……っ!帰ろう…?」


「ああ」


そう言って絡ませてきた手が熱を帯びる。


私は今日もヤンデレ彼氏に溺愛されています――!
 
                                       End
~あとがき~

皆さんこんにちは!きらら桃姫です!
最近はSSの更新にハマり中ですっ……!

初のヤンデレ系に挑戦しました…!
一応、初めてということで適度なヤンデレ具合にしてみました……!
いやぁ、ちょっとヤンデレの子を書くのも楽しいですねぇ……!
いろんな男の子のSSをあげていこうと思っておりますので、もしリクエストなどありましたら宜しくお願いいたします……!
今回でSSは二作目となります……!
すでに完結しております『クールなイケメン幼馴染は姫を溶かしたい。~永遠の愛は注がれる~』もこちらの野いちご様で公開中ですので、ぜひチェックしていただければ幸いです……!

では、ここまで読んでくださりありがとうこざいました!

                     ミスドさんのポンデリングが美味しいすぎる桃姫の部屋より
                                         きらら桃姫 

                                 20251107完結