「大丈夫だって!ね!奏多くんに心配かけたくない、何もできない私でも、せめてバイトしてればいいかなって…」



「何もできないやつが俺を恋に落としたんだけど?どういうこと?」


と私の顎に手を添える。


キス寸前。


「はい!なんでもできます!」


と離れる。


いじわるな奏多くん。


通常運転だ。