店に着いて気づく…
これは…デートかな…奏多くんごめんなさい、
私は先輩として景斗くんの服を選んでるだけで…。


心の中で言い訳する。


すると景斗くんはちょっとうつむいた私を見逃さなかった。


「みれあ先輩?」


「何?」



「今は俺だけ見て…」



「ん?」


「みれあ先輩すきだらけだね、俺奪っちゃおうかな…」


「どういうこと?」



「みれあ先輩って俺よりかわいいよね」


「え?」