するとますます店内が騒がしくなったと思ったら…


「みれあ、浮気してんの?」


「え!奏多くん!?」



「お前、俺の彼女にどういうつもり?」



「みれあさんの彼氏?悪いけど俺、みれあさんのこと本気で好きなんだ…」


「お前」


「奏多くん!」


今にも胸ぐらを掴みそうな奏多くんをなんとか止めたけど…。



「みれあ、やっぱ浮気?なんでこいつかばうわけ?」


「違う!」



奏多くんをかばったの…こんなことしてほしくない…今にも泣きそう…奏多くんに嫌われたくない。



ぎゅっと奏多くんの腕にしがみつく。