目的地のリゾートホテルに着いた。


車を降りる。


部屋に行くと
「待って!待って!ここってスイートだよね?」


そこは最上級のスイートルームだった。


「一番高い部屋…みれあ、一度はスイート泊まってみたい言ってたじゃん?」


「覚えてたの?ただの夢だったのに…まさか本当になるなんて…しかも奏多くんと居れるなんて…」

私は泣きそうになる。


「奏多くん、ありがとう…最高の誕生日だよ…」


「まだこれからだから…」


と奏多くんは抱きしめる。


「料理、コース頼んでるから」


「うん!ありがとう!」


美味しすぎる料理の最後にケーキがでてきた。


「奏多くん、これって…!」



「みれあ、誕生日おめでとう…」



「ありがとう…!」