私の誕生日。

前から遠出して1泊する予定を立てていた。

午前0時になった瞬間奏多くんが誕生日おめでとうと隣で言ってくれた。


朝になる。

私は頑張っていつも以上におしゃれをした。


「今日もかわいい」


「奏多くんもかっこいいよ…」


「そんなの…照れる…」


「奏多くんは言われ慣れてるじゃん…」



「みれあからのかっこいいは別格なんだけど…伝わってない?」



不意に唇が重なる。


「奏多くんっ!」


「もう…早く行かなきゃ…」



「30秒だけ、いややっぱ3分」



「…!!」



朝から奏多くんは通常運転です…。