結局私の願いは叶わなかった… もう隣りには笑顔の秋人はいない。 あのあと秋人は去っていった。 私は声を押し殺しながら公園で泣きじゃくった。 今でも好きだけど… もう秋人の隣りと言う特等席は私のものではないの。 もう違う子のものになっちゃったんだね。 私はまだ忘れられない思いを抱きながらも とぼとぼと家まで歩いた。