「世界が違うだけで、こんなにも違うのか!?」【転生したら、魔王の側近でした×親愛なる魔王の君へ】

「皆!探したのよ!」

近くにいた母様が、近づいてくる。その近くには、父様とリルがいた。

3人とも、心配そうな顔をしている。

「……ごめん。僕ら、パラレルワールドに飛ばされてて……」

僕がそう言うと、父様は「パラレルワールド!?」と驚いた顔をした。

「うん……そして、ルーチェ」

僕がルーチェの名前を呼びながらルーチェの方を見ると、ルーチェは首を傾げる。

「おかえり」

僕の言葉に、ルーチェは「ただいま!」と返事をした。