エンドロール

 『想來くんへ

 今まで、ありがとう。
 色々とあって引っ越しが早まってしまいました。
 その色々をこの手紙の中で、話すことはできないけど、いつか、話せたらいいなと思います。

 手紙にしたのは、今の想いを全部、伝えるため。
 直接話したら、何を話せばいいのかわからなくなって、結局、なにも話せなくなりそうだから。

 まずは、ほんとにありがとね。
 小学生の頃も、今も、私は想來くんに助けられてばかりだった。
 私も、少しは想來くんの力になれたかな ?
 そうだと嬉しいです。

 あと、なんだかタブーな話題になっていたけど、私は、想來くんのことが大好きです。
 これまでもこれからも、ずっと好きだと思う。

 高校生になって、想來くんと再会して、私の人生は180度変わった。
 普通の高校生活が送れないと思っていたのに、想來くんのおかげで青春までできた。
 この半年間は私の宝物だよ。
 私の人生の中で一番輝いてた。

 今、私が死んだら、きっと私の走馬灯には、想來くんの顔がたくさん出てくると思うよ。
 私の人生のエンドロールには、想來くんの名前が一番に載ると思うよ。

 私も、想來くんにとって、そんな存在であれば、嬉しいです。


 最後に、想來くん、生きててくれてありがとう。
 私と出会ってくれて、ありがとう。

 これからも、頑張って。
 私がいなくても、ちゃんと生きてね。
 幸せになってね。

 追記
 七夕くらい、少し贅沢なお願い、してもいいよね。

 また、再会できますように。

 瑞輝より』